ウォシュレットの洗浄水の勢いが弱い?(2)~解決編

自宅のウォシュレットの水の勢いが弱い」と8月に投稿しましたが、とりあえず自宅で解決したので、そのことを書いておきます。

前回の記事はこちらです↓

ウォシュレットの洗浄水の勢いが弱い?

今回は小ネタとして、ウォシュレットの洗浄水の水の勢いについて書きます。 関連記事ウォシュレットの洗浄水の勢いが弱い? 2023年8月28日

「瞬間湯沸かし式」と「貯湯タンク式」の「吐水量」

自宅で使用しているウォシュレットは「瞬間湯沸かし式」で、「吐水量」は一般的に「貯湯(ちょとう)タンク式」より小さいと書きました。

ただ、自宅のウォシュレットの「吐水量」の仕様は最大0.43L/分ですが、「貯湯タンク式」も最大0.43L/分と書かれていて、同じ「吐水量」でした。

Panasonicの「温水洗浄便座」の「吐水量」は、カタログを見ると「貯湯タンク式」が最大0.65L/分で、「瞬間湯沸かし式」は0.45L/分で差がありました。

自宅のウォシュレットの「吐水量」は、二つの方式で差がありませんでしたが、洗浄水の水の勢いを何とかして上げられないか確認してみました。

ウォシュレットの洗浄水の「吐出量」を上げる方法

最初は「水圧」の条件に書かれている「0.2MPa(メガパスカル)」よりも、自宅の水道の水圧が低いことが原因ではと思い、水道の水圧を測定する方法を考えていました。

ただ、そうしているうちに下のリモコンの「吐水量」を下げるボタンや上げるボタンを押している内に「吐水量」が上昇することが分かりました。

最初は自分の気のせいかなと思いましたが、家族も効果があると言ってくれましたので書いておきます。

基本的には常に「吐水量」を最大にしているのですが、「吐水量」を下げるボタンを2回押して、上げるボタンを2回押して最大に戻すと少し洗浄水の勢いが増した気がしました。

その後、「吐水量」を一番下まで下げ、再び一番上まで上げて、もう一度2段階下げて2段階上げて最大に戻すとかなり洗浄水の勢いが強くなることがありました。

まだ、こうすれば良いというパターンは明確にできていませんが、効果は確認できましたので、もし同じことで困っている方は一度試してみてください。

最大設定の「吐水量」がさらに増える理由を考えてみました

ところで、「吐水量」を最大に設定しているのに、さらに「吐水量」が上昇するのはなぜかを考えてみました。

「吐水量」が最大設定のとき、ウォシュレット内の水詮を全開にしておくと、水道管の水圧次第で「吐水量」が想定以上に増える可能性があります。

そうすると、洗浄水が十分に温まらない可能性があるので、最初は「吐水量」を抑え気味にしているのではと思います。

ここまで書いたところで、ふとPanasonicの温水洗浄便座の取説の「故障かな?」を見てみたら、下記の記載がありました。

TOTOのウォシュレットの取説には書かれていなかったのですが、Panasonicの取説には「一旦弱くしてから、再度強くすると洗浄が強くなります。」と書かれていました。

この記載を見て少し安心しましたが、自宅のTOTOのウォシュレットは水温に関係なく弱いことがあるので、Panasonicの製品と同じ制御ではないと思います。

経験的にですが、「吐水量」を2段階以上下げて、再び「吐水量」を最大に戻すという操作を5~6回行って、やっと「吐水量」が強くなることもあったので、「瞬間湯沸かし式」のTOTOウォシュレットをお使いの方は試してみてください。

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