電気回路_抵抗、コンデンサー、コイルの比較〔1〕はじめに

今回からは抵抗にコンデンサーとコイルを加え、それぞれの部品に電圧や電流を加えたときの動作を比較することで理解を深めていこうと思います。

抵抗、コンデンサー、コイルの難しさ

小学生の頃、電気回路に興味をもってから50年以上の間、抵抗、コンデンサー、コイルに関する本を読んだり、使ったりしてきました。

抵抗、コンデンサー、コイルの電気記号を下に示します。

大学で電気回路を学び、会社に入ってからは本格的に回路設計を行ってきましたが、いまだに抵抗、コンデンサー、コイルの動作を完全には理解できていないと感じます。

自分の仕事上の知り合いの中にも、「トランジスターやICを使った回路は分かるけど、コンデンサーやコイルの回路はよく分からない」と言っている人もいます。

自分も設計の方法は習得し、それなりに過渡応答や信号の帯域、位相などについて計算で求めるなどして設計しますが、「なぜそうなるの」と少し踏み込まれると、すぐには答えられないことも多いように思います。

その辺りを自分でも少し学び直し、自分が理解しやすいイメージにしながら記事にして、自分の中でもモヤっとしている部分を少し明らかにしてみようと思います。

ここに書く理解方法は分かりづらいと感じる方もいらっしゃると思いますが、こっちの方が分かりやすいという方がいらっしゃるといいなと思います。

この記事の内容は教科書通りでなく、ちょっと怪しいなといった内容も含まれると思いますが、そんな内容を書くときは、「これは自分のイメージです。」と断るようにします。

今後の進め方

今後は、次に示すような内容を書いていこうと思っています。

・コンデンサーに定電圧、定電流が加わっているときの動作

・コイルに定電圧、定電流が加わっているときの動作

・定電圧、定電流を加えたときの抵抗、コンデンサー、コイルの比較〔2〕

この内容を書いた後は、定電圧、定電流を加えた瞬間からの動作や、電圧や電流が一定の傾斜で増えていった時の動作について書いてみようと思います。

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